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[8p-A405-2] 高周波数精度連続波テラヘルツ分光吸収スペクトル測定による有機結晶中の微量不純物の高感度検出
キーワード:微量不純物検出、有機結晶、テラヘルツ分光スペクトル測定
有機結晶中の格子欠陥を吸収線の周波数シフトとして検出することができる。周波数精度の高い連続波GaPテラヘルツ分光吸収スペクトル測定装置(帯域幅0.6~6.0 THz、最高分解能8 MHz)を用い、低温試料を測定して微量不純物検出を行った。アスパラギン結晶の場合、検出下限は100 ppm程度と見積もられた。また、吸収線ごとに感度が異なることから、不純物の種類も特定できる可能性が示唆された。