2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[8p-A414-1~8] 13.9 光物性・発光デバイス

2017年9月8日(金) 13:15 〜 15:15 A414 (414)

舘林 潤(阪大)

14:30 〜 14:45

[8p-A414-6] III-VI半導体シェルによるAgInS2量子ドットコロイドからのバンド端蛍光

上松 太郎1、輪島 知卓1、HOISANG Watcharaporn1、SHARMA Dharmendar Kumar2、平田 修造2、山本 剛久3、亀山 達矢3、VACHA Martin2、鳥本 司3、桑畑 進1 (1.阪大工、2.東工大、3.名大工)

キーワード:量子ドットコロイド、硫化銀インジウム、コア/シェル構造

カドミウムを含まない半導体ナノ粒子(量子ドット)の開発が注目されている。ブロードな欠陥蛍光を有する硫化銀インジウム量子ドットに、III-VI半導体である硫化インジウムや硫化ガリウムをコーティングすると、欠陥蛍光が弱まって短波長側に鋭い蛍光ピークが生じた。複数の光学分析によって新たな蛍光がバンド端遷移に由来するものであることが示されるとともに、STEM観察によりIII-VI半導体シェルがアモルファスであることが判明した。