2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.4 薄膜新材料

[14a-213-1~12] 6.4 薄膜新材料

2017年3月14日(火) 09:00 〜 12:15 213 (213)

遠藤 民生(さがみはら表面研)、松田 晃史(東工大)

10:15 〜 10:30

[14a-213-5] PLD法によるアンチペロブスカイト型酸化物Ca3SnO薄膜の作製

簑原 誠人1、湯川 龍1、組頭 広志1 (1.高エネ研)

キーワード:アンチペロブスカイト酸化物

近年、アンチペロブスカイト型酸化物A3BOにおけるDiracコーンの存在が理論計算により予言され、新たなDirac電子系の候補物質として注目されている。A3BOがDirac電子系であることを実証するためには、角度分解光電子分光測定による電子状態評価が必要不可欠である。そのため、清浄かつ高品質なエピタキシャル薄膜表面が必要となるが、これまでA3BO薄膜の報告例は非常に少ない。そこで本研究では、A3BO薄膜の1つであるCa3SnO薄膜の作製条件最適化を行ったので、その結果について報告する。