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[14a-512-11] LIBSによるFe表面の微量付着物の検出
キーワード:レーザー誘起ブレークダウン分光、表面汚染検査、鉄
航空機、自動車業界等で軽量化のため新素材の利用が進み、構造接着技術の重要性が高まる中、接着強度の低下をもたらす被着体表面の汚染の有無を迅速に検査する方法が求められている。レーザー誘起ブレークダウン分光(LIBS)法は、この検査に有効と考えられる測定手法である。これまでにLIBS法により、実際に接着強度の低下をもたらすAl合金表面上に付着した1ug/cm2程度のシリコーンオイルを検出可能であることを確認した。本研究では、主要な構造材である鋼材への適用性を評価するために、純鉄を基材とした評価を行った。