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[14a-512-3] CuO/NiO混合ナノ粒子を用いたpn熱電パターンのレーザ還元選択描画
キーワード:フェムト秒レーザ、レーザ還元、熱電膜
フェムト秒レーザを用いてCuO/NiO混合ナノ粒子の還元・酸化を制御することにより,pn熱電パターンの選択描画を行った.パルスエネルギーを一定とし,描画速度を1-20 mm/sとしたとき,描画速度の減少に伴いCu-Ni合金の生成が減少し,Cu2OやNiOの酸化物の生成が増加した.ゼーベック係数は,描画速度5-20 mm/sではn型,1 mm/sではp型の熱電パターンが形成された.レーザ描画速度の制御により,pn型熱電パターンの選択描画が可能であることを明らかにした.