2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

15 結晶工学 » 15.1 バルク結晶成長

[14a-F203-1~13] 15.1 バルク結晶成長

2017年3月14日(火) 09:00 〜 12:30 F203 (F203)

荻野 拓(産総研)

10:00 〜 10:15

[14a-F203-5] Alloy-μ-PD法によるIr基合金線材の作製

村上 力輝斗1,2、横田 有為3、鎌田 圭1,3、庄子 育宏1,2、黒澤 俊介3,4、大橋 雄二2、山路 晃広2、吉川 彰1,2,3 (1.株式会社C&A、2.東北大金研、3.東北大NICHe、4.山形大)

キーワード:Alloy-μ-PD法

当グループでは近年、Alloy-μ-PD法(A-μ-PD法)によってφ1.0 mm、長さ10 m以上の純Irの線材化技術の開発に成功した。A-μ-PD法により作製されたIr線材は、育成方向に伸長した粗大粒を有し高い柔軟性を持つことから、熱電対への応用が期待される。本研究では、変形可能なIr/IrRh熱電対の作製を目標とし、既存の貴金属熱電対と同等のφ0.5mm程度までの細線化およびIr-Rh合金のA-μ-PD法による作製を行った。