2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

15 結晶工学 » 15.1 バルク結晶成長

[14a-F203-1~13] 15.1 バルク結晶成長

2017年3月14日(火) 09:00 〜 12:30 F203 (F203)

荻野 拓(産総研)

11:00 〜 11:15

[14a-F203-8] 浮遊帯溶融法における溶融帯不安定性が不純物分配に及ぼす影響

竹原 裕太郎1、小山 千尋1、〇宇田 聡1 (1.東北大金研)

キーワード:浮遊帯溶融法、不純物、ファンの式

浮遊帯溶融法による結晶育成では定常状態で原料と育成結晶の組成が等しくなると考えられている。しかし、実際は両者の組成が異なることが多い。我々はPfannの式を見直し、(1)浮遊帯の融液量は成長の間一定である場合、(2)浮遊帯の融液量が成長と共に単調に変化する場合をNb:TiO2結晶のNb分布から検討した。浮遊帯の融液量が変化すると定常状態値は持つが原料組成と必ずしも一致しないことがわかった。