[14a-E204-1~8] 2.3 放射線応用・発生装置・新技術

△ [14a-E204-6] 地球近傍小惑星探査に向けた中性子分光計の開発

〇(M1C)石井 隼也¹、長谷部 信行^1,2、長岡 央²、内藤 雅之¹、青木 大輔¹、木村 優里¹ (1.早大先進研、2.早大理工研)

キーワード：中性子分光計、地球近傍小惑星、水素

近年日本では、小型衛星による地球近傍小惑星（NEAs）の探査が期待されている。小惑星には水を多く含む始原天体や、鉄や親鉄元素を多く含む天体が存在し、資源探査の観点から非常に魅力的である。天体表層の中性子発生量の計測はNEAsの組成を特徴付ける重要な情報を提供する。将来的なNEAsの探査に向けた小型衛星搭載用の中性子分光計として、二種類のシンチレータを組み合わせた中性子分光計の性能を評価した。