[14a-F202-1~12] 3.12 ナノ領域光科学･近接場光学

[14a-F202-1] Au導波路における1.55 μm帯フェムト秒表面プラズモンポラリトンの時間分解顕微観察

〇村上 亮輔¹、宮崎 純¹、池沢 道男¹、久保 敦¹ (1.筑波大物理)

キーワード：表面プラズモン、顕微鏡、フェムト秒レーザー

表面プラズモンポラリトン(SPP)を情報伝達の媒体とするプラズモニックデバイスの実装化にあたり、光通信波長(1.55μm)帯との整合が求められる。本研究では光通信帯SPPの動的な観察法の構築を目的とし、1.55μmフェムト秒レーザー(パルス時間幅 : 約120fs)を用いたストライプ型Auプラズモン導波路へのSPPの励起、および時間分解二光子蛍光顕微鏡法によるSPPの動的可視化を行い、SPP波束の群速度、更には波束幅や波数の時間発展を評価する。