2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[14a-F204-1~12] 12.7 医用工学・バイオチップ

2017年3月14日(火) 09:00 〜 12:15 F204 (F204)

高橋 一浩(豊橋技科大)、笹川 清隆(奈良先端大)

10:45 〜 11:00

[14a-F204-7] バーチャル電極ディスプレイの単一細胞解析への応用
-細胞内ひずみ解析とピンポイントエレクトロポレーション-

星野 隆行1、宮廻 裕樹1、吉岡 基1、我妻 玲1、満渕 邦彦1 (1.東大情理)

キーワード:倒立型電子線描画装置、バーチャル電極ディスプレイ、単一細胞解析

誘電体であるSiN膜 (厚さ100 nm) 上に低加速電子線を走査・帯電させることで任意の位置に仮想的な電極を形成することができる.ブラウン管ではターゲット面に蛍光像が投影されるのと同様に誘電体のSiN膜上にはナノサイズの任意の電極パタンが高速に切り替え投影されるので,これをバーチャル電極ディスプレイと呼び,本ディスプレイ上へ播種・培養した単一接着細胞の機能解析に応用した.