2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[14a-F204-1~12] 12.7 医用工学・バイオチップ

2017年3月14日(火) 09:00 〜 12:15 F204 (F204)

高橋 一浩(豊橋技科大)、笹川 清隆(奈良先端大)

11:15 〜 11:30

[14a-F204-9] AD患者血清中のおけるアミロイドβタンパク質検出に向けたリポソーム固定化カンチレバーバイオセンサにおける脂質種の検討

谷口 智哉1、村上 祐樹1、西本 凌1、尾淵 浩也1、寒川 雅之2、山下 馨1、野田 実1 (1.京都工芸繊維大学、2.新潟大学)

キーワード:リポソーム、カンチレバーセンサ、アミロイドβ

アルツハイマー病の発症原因としてアミロイドβ(以下Aβ)が脳神経細胞膜上で凝集、線維伸長し、蓄積していく過程で脳神経細胞が破壊され、発症する説が有力である。我々は被験者の血中からAβを検出できるリポソーム固定化NiCr歪ゲージカンチレバーセンサの開発をしてきた。今回同センサをAD患者の診断へと適応させるために、ヒト血清中におけるAβの検出を目的とし最適な脂質種の検討を行った。