[14p-211-1~17] 3.9 テラヘルツ全般

[14p-211-9] DASTを用いたテラヘルツ波のヘテロダイン電気光学サンプリングⅡ

〇(B)加藤 博之¹、北原 英明¹、後藤 大輝¹、安本 拓朗¹、山本 晃司¹、古屋 岳¹、野竹 孝志²、南出 泰亜²、バクノフ マイケル³、谷 正彦¹ (1.福井大工、2.理研、3.ニジニーノブゴロド大)

キーワード：電気光学サンプリング

本研究は、我々の研究グループが提案、実証してきたヘテロダイン電気光学サンプリング(EOS)の検出感度の向上を目的としている。検出感度向上のため、これまでヘテロダインEOSに用いられてきたニオブ酸リチウム（LiNbO₃:LN, r₃₃~31 pm/V）結晶より大きい電気光学定数を持つDAST結晶（r₁₁~47 pm/V@1.56 µm）を用いてヘテロダインEOSの実現を試みた。また、今回はSiプリズムに結合したDAST結晶を用いた場合とDAST結晶のみを用いた場合で測定を行いその結果を比較した。