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△ [14p-313-12] テトラピリドポルフィラジンナノ結晶の作製とその溶解を利用した超強酸用蛍光pHセンサー
キーワード:フタロシアニン類縁体、pHセンサー、ナノ結晶
強酸性領域においてpHを測定するためには強酸条件でも安定な検出試薬が必要である。我々は高い化学的安定性と結晶性を有するZn Tetra-2,3-pyridoporphyradine (ZnTPP)ナノ結晶をOne-Potで合成する手法を報告している。本報告ではエマルジョンを用いてZnTPPナノ結晶を合成し、強酸中におけるZnTPP結晶の溶解とそれに伴う蛍光を観察した。pH<-0.4の範囲で赤色蛍光が観察されたことから、ZnTPPが酸性領域のpHセンサーとして応用可能であることを見出した。