2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » ナノ物質光マニピュレーションの最先端

[14p-413-1~12] ナノ物質光マニピュレーションの最先端

2017年3月14日(火) 13:15 〜 18:30 413 (413)

秋田 成司(大阪府立大)、北村 恭子(京都工繊大)

14:15 〜 14:45

[14p-413-3] レーザー捕捉と光伝搬及び光散乱の相互発展がもたらすナノ粒子の集合体形成ダイナミクス

工藤 哲弘1 (1.台湾国立交通大)

キーワード:レーザートラッピング、光伝搬、界面

近年我々は光捕捉による集合体形成と集合体内の光伝搬及び光散乱が相互に発展することで、光の照射範囲外に動的に集合体が広がる現象を見出している。コロイド粒子の集合体は角を突き出し、金ナノ粒子は双極子放射のパターン状に広がった集合体を形成する。相互発展により捕捉光を良く伝搬、散乱するための集合体が自己組織的に形成される可能性があり、輻射力でしか成し得ない集合体形成ができるようになると今後期待される。