2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

9 応用物性 » 9.1 誘電材料・誘電体

[14p-421-1~12] 9.1 誘電材料・誘電体

2017年3月14日(火) 13:15 〜 16:30 421 (421)

永田 肇(東理大)、和田 智志(山梨大)、武田 博明(東工大)

14:00 〜 14:15

[14p-421-4] THz帯域におけるBa0.6Sr0.4TiO3セラミックスの誘電応答とそのチューナビリティ

〇(M2)櫻井 元春1、保科 拓也1、武田 博明1、鶴見 敬章1 (1.東工大物質理工学院)

キーワード:強誘電体、チューナブル特性、遠赤外分光エリプソメトリー

誘電体には直流バイアス下で誘電率が変化するチューナブル特性があることが知られている。特にBaTiO3系強誘電体は優れたチューナビリティを示すが、その微視的機構は未だ明らかになっていない。本研究では遠赤外分光エリプソメータを用いて直流バイアス下でのBa0.6Sr0.4TiO3の複素誘電スペクトルを測定することで、イオン分極と双極子分極の直流バイアス依存性が誘電率のチューナブル特性にどのような影響を及ぼしているか評価した。