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[14p-421-5] [講演奨励賞受賞記念講演] 低温プロセスによる導電体/絶縁体ファインコンポジットの開発
キーワード:誘電材料、複合材料、低温プロセス
本研究では粒界絶縁型構造を持ち、高い有効比誘電率を示す導電体/絶縁体ナノ複合キャパシタの低温作製法を確立した。チタン-チタン酸バリウム(Ti-BT)コア-シェル粒子を加圧成型・水熱処理することで、粒界絶縁型の複合誘電材料を低温で作製でき、誘電特性はBT粒界層の厚さに依存することが分かった。さらに導電層にニッケル酸ランタンを用いたフルセラミックスナノ複合キャパシタの作製についても報告を行う。