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[14p-424-12] 低い真空度におけるカーボンナノチューブからの電界放出
キーワード:電界放出、カーボンナノチューブ、プラズマ
本研究では、ブッシュ状多層カーボンナノチューブ膜と単層カーボンナノチューブ(SWNT)シート電子源を用い、真空度に依存した電界放出(FE)電流密度Jの観察評価を行った。カーボンナノチューブの場合、真空圧力10-6や10-1 PaにおいてもFEすることが可能である。また、SWNTシートの場合、放電しても壊れにくく、高いFE特性を示した。本研究成果より、新たな電子源の応用が期待される。