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[14p-502-11] Fe源としてトリス(2,4-ペンタンジオナト)鉄(III)を用いたMOCVD法によるFeドープNiO薄膜の作製
キーワード:NiO、MOCVD、Feドープ
ビス(2,4-ペンタンジオナト)ニッケル(II)水和物、トリス(2,4-ペンタンジオナト)鉄(III)及びO2ガスを原料とし、有機金属昇華用及び薄膜堆積用の横型管状炉2台を用いたMOCVD装置によりFeドープNiO薄膜を作製した。電気的特性について、Fe/Niモル比0.1%のFeドープNiO試料はアニール前では高抵抗のため測定ができなかったが、アニール後では抵抗率が下がり2.383×102 Ω・cmが得られた。本研究ではFeドープによるNiO薄膜の低抵抗化を試みた結果について報告する。