2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.10 化合物太陽電池

[14p-B6-1~15] 13.10 化合物太陽電池

2017年3月14日(火) 13:15 〜 17:15 B6 (B6)

曽我部 東馬(電通大)、渡辺 健太郎(東大)

14:15 〜 14:30

[14p-B6-5] AlGaAs母体中のInAs量子ドット構造における室温赤外吸収観察

吉川 弘文1,2,3、渡邉 克之1,2、小谷 晃央1,2,3、北澤 田鶴子3、岩本 敏1,2、和泉 真3、荒川 泰彦1,2 (1.東大ナノ量子機構、2.東大生研、3.シャープ)

キーワード:量子ドット、太陽電池、中間バンド

中間バンド型量子ドット太陽電池では、バンドギャップの広い母体材料を用いることにより超高効率太陽電池となることが理論予測されている。これまでバンド構造の最適化を目的に、母体材料にAl0.3Ga0.7Asを用いた高密度InAs量子ドット構造の作製を報告してきた。今回我々は、Al0.3Ga0.7As母体の積層QD構造において室温赤外吸収測定をおこない、約0.41 eV以上で中間準位-母体材料伝導帯間吸収(IB-CB吸収)を観察したので報告する。