2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.7 ナノ構造・量子現象

[14p-E205-1~14] 13.7 ナノ構造・量子現象

3.11と13.7のコードシェアセッションあり

2017年3月14日(火) 13:45 〜 17:30 E205 (E205)

岡本 創(NTT)、井原 章之(京大)

17:00 〜 17:15

[14p-E205-13] GaAs基板中のドーパント原子の選択性:自作NMR装置による観察

坂井 祐大1、池田 宏輔1、〇佐々木 進2、長竹 桃子2、戸丸 有沙2、西田 宏樹2 (1.新潟大自然、2.新潟大工)

キーワード:核磁気共鳴法、ドープされたGaAs基板、サイト選択性

GaAs基板にドープされたSiやCrなどの原子が,どこを置換しているかは,実験的に明らかにされていない。核スピンをプローブとする核磁気共鳴法は最適の手法であるが,市販のNMR装置ではドーパントのサイトの知見は得られてない。今回我々は,ゼロから組み上げてきたNMR装置に独自の工夫を施すことで,GaAs基板にドープされたSiおよびCrの位置を実験的に同定することに成功した。