2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.12 ナノ領域光科学・近接場光学

[14p-F202-10~19] 3.12 ナノ領域光科学・近接場光学

3.11と3.12のコードシェアセッションあり

2017年3月14日(火) 15:45 〜 18:30 F202 (F202)

原口 雅宣(徳島大)

17:45 〜 18:00

[14p-F202-17] radial偏光誘起表面プラズモン共鳴を用いた原子ファネル

高橋 幸佑1、〇平野 弘樹2、伊藤 治彦1,2 (1.東工大総理工、2.東工大工学院)

キーワード:原子ファネル、表面プラズモン、ラジアル偏光

高フラックス強度冷却原子ビーム生成のためのエバネッセント光ファネルにおける強い反射光を抑制するために, radial偏光を用いて表面プラズモン共鳴(SPR)誘起を図った. 今回3Dプリンタ造形素子の三角プリズムにおいてSPRを観測した. 共鳴角を保ったまま三角プリズムを90°回転させても同様の結果を得られたため, radial偏光を用いればファネル内部表面に等方的にSPRを発生させることができると考えられる. また, 円錐形状素子でのSPRも評価する.