[14p-P10-1~98] 10 スピントロニクス・マグネティクス（ポスター）

[14p-P10-57] 有機金属分解法を用いた強磁性体/強誘電体二層構造の作製と
マルチフェロイック特性

〇國原 一眞¹、冨田 知志¹、柳 久雄¹ (1.奈良先端大 物質)

キーワード：有機金属分解法、マルチフェロイック

強磁性、強誘電性などの特性を複数有した物質はマルチフェロイック物質と呼ばれる。我々は自由に材料を選択でき、かつ大きな電気磁気効果が得られるコンポジットマルチフェロイック物質を作製することを目指している。特にイットリウム鉄ガーネットとチタン酸ジルコン酸鉛の二層構造の作製を試みている。またマルチフェロイック特性は顕微ラマン分光による観測を目指しており、当日は各振動モードの磁場依存性について議論する。