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[14p-P4-27] Ni担持Wメッシュを用いたペンタセンの分解
キーワード:Ni担持W、ホットメッシュデポジション、ペンタセン
Ni担持Wメッシュ(WNi)を用いてペンタセンの分解反応を促進しグラフェン系有機膜の作製を試みた。WNiメッシュでは1200 ℃でもペンタセンの分解が起こり、Wメッシュに比べ、分解温度を低減できた。1200 ℃で作製した試料では、ペンタセンの500-700 nmの光吸収ピークは消失し、265 nm付近に吸収ピークが見られたことからグラフェンに近い構造を持つ化合物が形成されていると考えられる。