2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

3 光・フォトニクス » 3.5 レーザー装置・材料

[14p-P6-1~14] 3.5 レーザー装置・材料

3.5と3.14のコードシェアセッションあり

2017年3月14日(火) 16:00 〜 18:00 P6 (展示ホールB)

16:00 〜 18:00

[14p-P6-6] 14W 深紫外レーザーの発生

中尾 博明1、森田 昌幸1、金田 有史1,2、宮本 晃男1、田子 毅1、佐々 敏明1、笹浦 正弘1、古川 保典1 (1.オキサイド、2.アリゾナ大光科学カレッジ)

キーワード:深紫外レーザー、波長変換

BaB2O4 (BBO)結晶及びエンハンスメント共振器を用いた第四高調波発生により、波長266nm (DUV)において最大計測出力14Wを達成した。ここで用いたBBO結晶は、ブリュースタカットした無コートデバイスであるため、DUV光に対して反射損失が生じる。従って、BBO結晶内で発生した総DUV出力は約18W、また可視光からDUV光への実効変換効率は約70%であった。長期動作実験においては、BBO結晶上の同一スポットにて、DUV出力5W以上で500時間を達成した。