2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

8 プラズマエレクトロニクス » 8.2 プラズマ診断・計測

[15a-301-1~7] 8.2 プラズマ診断・計測

2017年3月15日(水) 09:00 〜 10:45 301 (301)

石川 健治(名大)

09:30 〜 09:45

[15a-301-3] 過ギ酸生成用気液界面誘電体バリア放電プラズマ中の水蒸気密度測定

橘 邦英1、中村 敏浩1、川崎 三津夫2、森田 達夫3 (1.大阪電通大、2.京大工、3.PMディメンションズ)

キーワード:誘電体バリア放電、気液界面、水蒸気密度

水電極を有する誘電体バリア放電(DBD)における気液界面近傍でのH2O分子の密度を、波長可変半導体レーザー吸収分光(TDLAS)法を用いて測定した。その結果、気液が上下反転した密閉型装置では通常の非反転型装置に比して、下からのガス流によって水蒸気が上部電極に向って押し上げられるため、相対的に水蒸気密度が低下していることがわかった。そのことが生成される過ギ酸の分率に関わっている。