2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.3 酸化物エレクトロニクス

[15a-419-1~10] 6.3 酸化物エレクトロニクス

2017年3月15日(水) 09:00 〜 11:30 419 (419)

清水 亮太(東工大)

10:45 〜 11:00

[15a-419-8] ZnO修飾したTiO2ナノロッド電極を用いたCdSe量子ドット増感太陽電池の光電変換特性

〇(M2)梶 知史1、大図 修平1、北畠 有紀子2、豊田 太郎1,4、尾込 裕平3,4、早瀬 修二3,4、沈 青1,4 (1.電通大先進理工、2.中央大理工、3.九工大生命体工、4.JST CREST)

キーワード:太陽電池、ナノロッド構造

様々なナノ構造電極の中で、TiO2のナノロッド(NR:Nanorod)構造は一次元的な構造を持つことから、高い伝導性を持ち円滑な電子輸送が期待される。これまでに、我々は水熱合成によりTiO2 NR電極を形成し、CdSe量子ドット増感太陽電池へ応用した。今回は、TiO2 NR電極を形成する際に、ZnO層を塗布することにより量子ドット太陽電池の光電変換特性が大きく向上できることを見つけたので、ご報告する。