2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

2 放射線 » 2.2 検出器開発

[15a-E204-1~5] 2.2 検出器開発

2017年3月15日(水) 10:30 〜 11:45 E204 (E204)

渡辺 賢一(名大)

10:30 〜 10:45

[15a-E204-1] 超重核実験用飛行時間検出器の開発II

石澤 倫1,2、森本 幸司1、加治 大哉1、門叶 冬樹3 (1.理研仁科加速器研究セ、2.山形大院理工、3.山形大理)

キーワード:TOF検出器

我々は、理化学研究所の気体充填型反跳分離装置「GARIS」に加え「飛行時間検出器」と「シリコン半導体検出器」からなるGARIS焦点面検出器を用いて超重核探査実験を行っている。本研究では、α線の通過によって「飛行時間検出器」に生じる二次電子を、新たに検出器内に補正電圧を印加することで効率良く収集するための開発を行った。241Am 線源を用いて行った特性試験とイオン光学系シミュレーションソフトSIMION3Dにより補正電圧の効果を調べた。