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△ [15a-F206-7] 分子動力学法を用いたGeSnおよびSiSn混晶内のフォノン物性予測と評価
キーワード:SiSn、分子動力学、フォノン分散
本研究ではGeSnおよびSiSn混晶用原子間ポテンシャルを作成し、分子動力学(MD)法を用いてGeSnおよびSiSn混晶のフォノン振動の再現と予測を行った。フォノン分散については全ての計算結果でフォノンのブロードニングが見られたが、組成によってその程度が異なっていた。SiSnにいたってはTAフォノン分枝のスプリットを確認した。この影響は熱輸送にも現れるため、ポテンシャルや原子量の差が重要である。