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[15a-P1-1] 一定な歪率1%の可変圧縮コンパンダ
キーワード:音響
無線機器は圧縮せずに音声を伝送すると空間ノイズ等により、ダイナミックレンジが減少しまた変調帯域幅が広がる。その為、音声を圧縮伸張するコンパンダと呼ばれる回路を使用する。対数圧縮によりダイナミックレンジが圧縮され空中線に電波を放射時、あまり影響を受けない。復調時、元のダイナミックレンジに伸張する。通常は1:2の一定圧縮率のコンパンダが使用されるが、さらなる音質改善と圧縮度が高いコンパンダが望まれている。人間の聴覚は歪率1%のノイズを聞き取れない。そこで、ダイナミックレンジ110dBで圧縮率1:3相等、かつ、一定な歪率1%の可変圧縮コンパンダを提案する。