2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[15a-P1-1~4] 1.1 応用物理一般・学際領域

2017年3月15日(水) 09:30 〜 11:30 P1 (展示ホールB)

09:30 〜 11:30

[15a-P1-1] 一定な歪率1%の可変圧縮コンパンダ

横井 修1,2,3、羽田 克彦2,3、神中 俊明2,3 (1.東京理科大理二数学科、2.国士舘大学防災研、3.数理医科学研究センタ)

キーワード:音響

無線機器は圧縮せずに音声を伝送すると空間ノイズ等により、ダイナミックレンジが減少しまた変調帯域幅が広がる。その為、音声を圧縮伸張するコンパンダと呼ばれる回路を使用する。対数圧縮によりダイナミックレンジが圧縮され空中線に電波を放射時、あまり影響を受けない。復調時、元のダイナミックレンジに伸張する。通常は1:2の一定圧縮率のコンパンダが使用されるが、さらなる音質改善と圧縮度が高いコンパンダが望まれている。人間の聴覚は歪率1%のノイズを聞き取れない。そこで、ダイナミックレンジ110dBで圧縮率1:3相等、かつ、一定な歪率1%の可変圧縮コンパンダを提案する。