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[15a-P8-15] バーコート法によるフタロシアニン薄膜の作製と分子配向特性
キーワード:有機半導体、フタロシアニン、配向薄膜
薄膜作製手法としてウェットプロセスの一種であるバーコート法を採用し、可溶性と高いキャリア移動度を示す有機半導体材料のフタロシアニン誘導体(CnPcH2)の一軸配向薄膜を作製した。作製した薄膜の分子配向及び結晶構造を偏光顕微鏡観察、偏光吸収スペクトル測定及び微小角入射広角X線散乱(GIWAXS)法により評価し、CnPcH2のカラムナー構造に基づく配向メカニズムを検討した。