2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

11 超伝導 » 11.1 基礎物性

[15p-317-1~13] 11.1 基礎物性

2017年3月15日(水) 13:00 〜 16:45 317 (317)

荻野 拓(産総研)、飯田 和昌(名大)、作間 啓太(成蹊大)

16:30 〜 16:45

[15p-317-13] 絶縁層にダイヤモンド薄膜を利用した電極導入型DACの開発

松本 凌1,2、山下 愛智1,2、田中 将嗣1、竹屋 浩幸1、高野 義彦1,2 (1.物材機構、2.筑波大学)

キーワード:超伝導、圧力効果、ダイヤモンドアンビルセル

我々はダイヤモンド電極によって簡単に圧力下電気伝導度測定を行えるDACを開発し、前回の講演会ではFeSeの一軸圧力効果測定の結果を発表した。今回は、電極と金属ガスケット間の絶縁もダイヤモンドで構成した新たなDACを提案し、構成部品にダイヤモンドしか含まない理想的な高圧下電気抵抗測定システムを構築した。講演では、開発したDACによるFeSeなどの超伝導体の測定結果について報告する。※物理学会と重なるため、最終日以外を講演日にして頂けると幸いです。