2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

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[15p-413-1~8] 顕微鏡領域における光波バイオセンシングの今

2017年3月15日(水) 13:15 〜 17:15 413 (413)

西舘 泉(農工大)、相津 佳永(室蘭工大)

16:15 〜 16:45

[15p-413-6] ショートマルチモードファイバープローブを用いたFF OCMとその生体組織応用

佐藤 学1、西舘 泉2 (1.山形大院、2.農工大院)

キーワード:オプティカルコヒーレンスマイクロスコピー、光ファイバーイメージング、医用光学

我々は,光通信用の屈折率分布型多モード光ファイバーによる低侵襲性前方視野SMMF(Short Multi Mode Fiber )プローブを用いたFFOCM(Full Field Optical Coherence Microscopy)の研究をしている.SMMFは,外径125μm,コア径50μm,長さ7.4mmである.深さ方向分解能は2.14μmで計算値の2.06μmに近く,横方向の分解能は、テストパターンを用いて4.38μm以下が確認された.ラット脳を摘出し,切断面にSMMFをコンタクトさせて測定したところ,断層画像情報が得られ,脳神経組織への応用の可能性が確認された.