2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.13 半導体光デバイス

[15p-422-1~16] 3.13 半導体光デバイス

3.13と3.15のコードシェアセッションあり

2017年3月15日(水) 13:15 〜 17:45 422 (422)

丸山 武男(金沢大)、西山 伸彦(東工大)

16:45 〜 17:00

[15p-422-13] 低微分抵抗を有するGaInAsP/InP半導体薄膜DRレーザ

中村 なぎさ1、冨安 高弘1、平谷 拓生1、井上 大輔1、雨宮 智宏1,2、西山 伸彦1,2、荒井 滋久1,2 (1.東工大工、2.東工大科技創成研究院)

キーワード:半導体薄膜レーザ

オンチップ光配線の実現に向けた光源として、低電圧駆動かつ導波路損失削減を目的とした半導体薄膜DRレーザの作製を行った。従来素子に比べ不純物濃度を低減、電極距離の狭幅化を行ったところしきい値電流0.41 mA、外部微分量子効率12%、微分抵抗260 Ω、を得た。また、スペクトル特性から屈折率結合係数は1800 cm-1と見積もられた。SMSR比と外部微分効率は従来素子に比べて低いが、狭幅化の影響により低微分抵抗を実現した。