2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 「物理のおもしろさを生徒や学生にいかに伝えるか?」 ~”原子物理”に関連する授業を中心にして~

[15p-423-1~6] 「物理のおもしろさを生徒や学生にいかに伝えるか?」 ~”原子物理”に関連する授業を中心にして~

2017年3月15日(水) 13:15 〜 16:15 423 (423)

葛生 伸(福井大)

13:15 〜 13:45

[15p-423-1] 未知の世界の面白さを伝える放射線教育

石山 俊彦1 (1.八戸工業大工)

キーワード:放射線、高大連携、アクティブ・ラーニング

高大連携で実施している放射線計測をもとに,量子力学的世界が持つ「未知の世界の面白さ」を伝える取り組みを紹介する。受講する生徒には,講義による理解と実際に目の前で起こる現象を対比させた指導を進めている。放射線の測定実験から,生徒は放射線が確率的な現象であり,結果が一意に定まらないことに興味を持ってくれた。また,霧箱の実験などを通して,生徒は放射線による現象の不思議さについて興味を持ってくれた。