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[15p-424-13] 切粉由来のシリコンナノ粒子を用いたリチウムイオン電池負極の放電容量制限によるサイクル特性の向上と内部抵抗の低減
キーワード:リチウムイオン電池、シリコン、切粉
Si切粉を用いてLiイオン電池の負極を作製した。フル充電後に、1500 mAh/gで放電容量制限することにより、300サイクル後でも1480 mAh/gの放電容量を示し、サイクル特性が大きく向上した。容量制限をしない場合やフル放電後に充電容量制限する場合よりも過電圧が抑制されていることから、Siナノ粒子中のLi濃度が高い範囲で充放電することにより、Siナノ粒子のサイズ変化を抑制し、粒子間接触を保持できることが分かった。