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△ [15p-B6-4] バイオ燃料電池応用に向けた酵素/グラフェン電極の電気化学特性評価
キーワード:グラフェン、酵素、燃料電池
高出力電力の酵素バイオ燃料電池の開発に向けて、酵素/グラフェン電極のサイクリックボルタンメトリー測定を行った。フルクトースを基質とし酸化反応を触媒するフルクトースデヒドロゲナーゼをCVDグラフェン表面に固定化させた。フルクトースを添加することにより、最大14.0 μA/cm2の触媒酸化電流密度を観測した。アノードにFDH/グラフェン電極、カソードにPt電極を用いた酵素バイオ燃料電池において、1.4 μW/cm2の最大電力密度を得た。