14:45 〜 15:00
[15p-E206-5] 赤外線カメラを用いた熱拡散率の測定とインピーダンススペクトロスコピー法による熱電変換モジュールの評価
キーワード:熱電変換モジュール、赤外線カメラ、熱拡散率
インピーダンススペクトロスコピー法を用いることで熱電変換モジュールの無次元性能指数zTが見積もられるが、その評価には熱拡散率αの測定が別途必要である。これまでは熱電変換素子に直接電極を取り付け、その熱起電力による位相差を測定して熱拡散率αを求めていた。しかし、熱電変換モジュールを構成する素子の長さは、約1 mmと短く、熱拡散率測定用の電極を接続するのは困難である。これを受け、非接触で熱電変換モジュールの熱拡散率αを測定するために、赤外線カメラを用いて位相差を決定し、熱拡散率を測定した上でzTの評価を行った。