2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

17 ナノカーボン » 17 ナノカーボン

[15p-F203-1~18] 17.1 カーボンナノチューブ,他のナノカーボン材料

2017年3月15日(水) 13:45 〜 18:30 F203 (F203)

本間 芳和(東理大)、橘 勝(横市大)

15:30 〜 15:45

[15p-F203-8] 通電加熱によるCNT紡績糸の高強度化

村山 拓哉1、佐藤 匡1、森 典生2、飴矢 尚文2、飯島 徹3、林 拓磨3、林 靖彦3、葛巻 徹1,2 (1.東海大院、2.東海大、3.岡山大院)

キーワード:カーボンナノチューブ

カーボンナノチューブ(CNT)は、化学気相蒸着(CVD)法により大量合成が可能だが、個々のCNTの構造が不均一であるため期待される性能が得られない場合が多い。そこで個々のCNTを紡績して線材化することで材料としての性能を均質化すると共に、その後の処理等によって高強度、高電気特性を付与できれば実用材料としての応用が期待できる。本研究では超高真空中でCNT紡績糸に熱処理を施し、引張試験および組織観察からCNT紡績糸の構造的特徴が機械的性質に与える影響について検討した。