2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » インフォマティクスがもたらす結晶成長プロセスの革新

[15p-MH-1~7] インフォマティクスがもたらす結晶成長プロセスの革新

2017年3月15日(水) 13:45 〜 17:30 MH (メインホール)

宇治原 徹(名大)

15:30 〜 16:00

[15p-MH-4] SiC溶液成長における最適条件高速探索手法の提案

角岡 洋介1、小久保 信彦1、原田 俊太1、田川 美穂1、宇治原 徹1 (1.名大院工)

キーワード:溶液成長、シミュレーション、機械学習

SiC溶液成長では溶液の流れや過飽和度が重要であり、しばしば熱流体解析が行なわれているが、その計算コストゆえにパラメータに対する網羅的な計算は難しい。そこで本研究では、熱流体解析を行いそのデータを機械学習で学習することで、網羅的な計算を可能にし、高速な最適化手法にすることを試みた。結果、計算速度は約10000倍で、結晶下の流速を2つのパラメータに対し調べ最適条件探索の手法へ利用できる可能性を示唆した。