2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

3 光・フォトニクス » 3.9 テラヘルツ全般

[15p-P1-1~11] 3.9 テラヘルツ全般

2017年3月15日(水) 13:30 〜 15:30 P1 (展示ホールB)

13:30 〜 15:30

[15p-P1-5] 連続波レーザーを励起光源とする非線形光学効果を用いたTHz波検出法の検討

多門 寛晃1、福島 諒1、木村 優基1、橋野 風1、多田 純1、水津 光司1、諸橋 功2、小川 洋2、中島 慎也2、関根 徳彦2、寳迫 巌2 (1.千葉工大工、2.NICT)

キーワード:テラヘルツ波検出、周波数アップコンバージョン、チェレンコフ位相整合

我々は高出力励起光源の不要な周波数アップコンバージョンによるTHz波検出の実験系として、ファイバーアンプ不使用のCWLDと光導波路構造を用いて励起光源への要求の低い実験系を構築した。チェレンコフ位相整合による差周波発生を用いてTHz波発生を行い、Siプリズムで取り出すと、励起二波長光にバランス変化が生じることを確認した。そこへTHz波を入射するとTHz波発生が促進され、更にバランス変化が生じると考えられる。