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[15p-P10-3] 干渉フィルター型 ECDLを用いた556 nm 光源の開発
キーワード:干渉フィルター、外部共振器型半導体レーザー、イッテルビウム原子
本研究の目的は,装置の運搬に向けた,特に光格子時計センサに用いられる光源の小型化を図ると共に、運搬時の機械的振動や温度変化などの環境変化の外乱に耐えられる堅牢なシステムを構築することである.開発したイッテルビウム原子1S0-3P1遷移用光源のシステムの構成と性能報告を行う.波長556nmの連続光は,1112nm光を発生する干渉フィルター型外部共振器型半導体レーザーを半導体光増幅器の後の導波路型PPLNにより第2高調波として得た.現在、分光やレーザー冷却実験に利用可能な光出力強度が得られている.