2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[15p-P3-1~26] 6.3 酸化物エレクトロニクス

2017年3月15日(水) 13:30 〜 15:30 P3 (展示ホールB)

13:30 〜 15:30

[15p-P3-24] Fe2O4系スピネル型酸化物の合成およびpn接合による光活性能向上の評価

〇(B)松崎 健太郎1、鈴木 拓1 (1.北九大国環工)

キーワード:光触媒、pn接合、スピネル構造半導体

本研究では環境浄化触媒としてスピネル構造に着目し、鉄やカルシウム、マグネシウムなどの低コスト材料から合成できるCaFe2O4とMgFe2O4を合成し、それらを水溶液中に分散させ、pn接合させることにより光活性能向上を試みた。合成にはリンゴ酸錯体法を用い、均一な目的物質を得た。擬似太陽光下での酢酸の分解を行い、pn接合させることで、光活性能向上を達成することが明らかとなった。