2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

9 応用物性 » 9.1 誘電材料・誘電体

[15p-P4-1~9] 9.1 誘電材料・誘電体

2017年3月15日(水) 13:30 〜 15:30 P4 (展示ホールB)

13:30 〜 15:30

[15p-P4-1] (Bi0.5Na0.5)TiO3系セラミックスの焼成温度と電気的特性に及ぼす銅の添加効果

中田 諒1,2、永田 肇1,2、竹中 正1,2 (1.東理大理工、2.永田研)

キーワード:圧電性、非鉛、低温焼結

実用化に向け研究が進んでいる非鉛圧電材料において、(Bi0.5Na0.5)TiO3[BNT]系セラミックスは、ハイパワー系圧電アクチュエータなどへの応用が期待されている。一方で、内部電極Ag-Pdとの同時焼成において、Pd量の低減やAgの拡散抑制の観点からBNT系セラミックスの低温焼成が求められている。本研究では、BNTセラミックスに銅を添加し、焼成温度を200°C程度まで下げることができた。また、その時の圧電特性は、従来の焼成温度で作製したものと同程度であった。