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△ [16a-316-5] 分光光度計による液晶素子位相差の高精度導出
キーワード:液晶波長可変フィルタ、分光光度計、セナルモン法
近年,液晶波長可変フィルタ(LCTF)が注目され,LCTF設計では透過率と複屈折位相差の測定が重要となる.両者を測定の際,器差に影響されない為には,分光光度計のみで両者を高精度に測定することが望ましい.しかし従来の方法は近赤外域や微小位相差における測定精度は十分ではない.本研究ではセナルモン法と従来方法を組み合わせ,可視域から近赤外域までの液晶素子波長位相差特性を簡便かつ高精度に導出できることを明らかにした.