2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

11 超伝導 » 11.1 基礎物性

[16a-317-1~8] 11.1 基礎物性

2017年3月16日(木) 09:30 〜 11:45 317 (317)

加藤 孝弘(長岡技科大)、中島 健介(山形大)

09:45 〜 10:00

[16a-317-2] 高温超伝導体 Bi2212 THz波発振素子の発熱評価に向けた研究開発

田中 大河1、柏木 隆成1、渡辺 千春1、久保 裕之1、坂本 和輝1、桂川 拓也1、湯浅 拓実1、小守 優貴1、田邊 祐希1、太田 隆晟1、中村 健人1、桑野 玄気1、山本 卓2、辻本 学1、南 英俊1、門脇 和男1 (1.筑波大学数理物質、2.ハッセルト大学)

キーワード:ジョセフソン接合、高温超伝導体、テラヘルツ波

高温超伝導体Bi2212をメサ状に加工することでテラヘルツ波の発振が得られる。発振の際に発生するジュール熱は素子の特性に影響を与えるとされている。今回我々はCCDカメラを用いたサーモリフレクタンス法を用いて素子の発熱の測定を試みた。CCDカメラと被測定物の温度変化を同期させることで、素子に加工を施すことなく2次元的な温度変化の様子の時間変化の測定が可能になる。本講演では実験で得られた結果について議論する。