2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.1 作製・構造制御

[16a-414-1~9] 12.1 作製・構造制御

2017年3月16日(木) 09:00 〜 11:30 414 (414+415)

小野寺 恒信(東北大)

09:15 〜 09:30

[16a-414-2] アルキルアンモニウム-Au(dmit)2塩のLB膜における球晶の生成

三浦 康弘1、秋山 弘成1、杉本 直樹1、城石 英伸2、高橋 三男2 (1.桐蔭横浜大院工、2.東京高専物質工学)

キーワード:ラングミュア・ブロジェット膜、アルキルアンモニウム-Au(dmit)2塩、球晶

我々は、アルキルアンモニウム-Au(dmit)2塩に基づくLB膜が電解酸化後に高い導電性を持つことを報告してきたが、膜の秩序の向上が課題であった。既に、80℃の熱処理により、このLB膜が非晶質から球晶に変わることを報告しているが、球晶内のラメラ構造や形成機構を明らかにしていなかった。今回、我々は、偏光顕微鏡法、FT-IR、及び、XRDを用いて球晶構造と形成機構を調べた結果を報告する。