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[16a-414-2] アルキルアンモニウム-Au(dmit)2塩のLB膜における球晶の生成
キーワード:ラングミュア・ブロジェット膜、アルキルアンモニウム-Au(dmit)2塩、球晶
我々は、アルキルアンモニウム-Au(dmit)2塩に基づくLB膜が電解酸化後に高い導電性を持つことを報告してきたが、膜の秩序の向上が課題であった。既に、80℃の熱処理により、このLB膜が非晶質から球晶に変わることを報告しているが、球晶内のラメラ構造や形成機構を明らかにしていなかった。今回、我々は、偏光顕微鏡法、FT-IR、及び、XRDを用いて球晶構造と形成機構を調べた結果を報告する。