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[16a-423-1] 小型・可搬型光格子時計実現のためのイッテルビウム原子の光誘起脱離現象に関する実験的研究
キーワード:光格子時計、光誘起原子脱離、X線光電子分光
光格子時計実験の出発点である原子線源として、従来、原子オーブンが用いられてきた。これは、大電力が必要など、小型可搬化への障害となっている。この問題を解決するために、光誘起原子脱離現象に着目した。これは物体表面に付着した金属に紫外線を照射すると、金属原子が脱離するというものである。この現象を詳細に調べるために、イッテルビウム原子を合成石英基板に堆積し、X線光電子分光を行う。