[16a-E204-1~10] 2.2 検出器開発

△ [16a-E204-7] シンチレータとCMOSカメラを用いたβ線細胞イメージングシステムの開発

〇(M1)蛭海 元貴^1,2、錦戸 文彦²、脇坂 秀克²、樋口 隆弘³、羽石 秀昭¹、山谷 泰賀^2,1 (1.千葉大工、2.量研機構放医研、3.ヴュルツブルグ大)

キーワード：細胞イメージング、ベータ線、CMOS

近年の医療において，細胞制御の研究が注目を集め，個々の細胞特性解明に向けた新たなRIイメージング手法が求められる．そこで，本研究の目的は，RI由来のβ線を直接計測し，リアルタイムでの細胞機能イメージング実現することとした．具体的な手法としては，β線とシンチレータを相互作用させ，放出された光子をCMOSセンサによる撮影を行った．作成した装置は，細胞観察に適した解像度を持ち，実験からはその線形性が示された．