2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[16a-F205-1~11] 11.4 アナログ応用および関連技術

2017年3月16日(木) 09:00 〜 12:00 F205 (F205)

宮戸 祐治(阪大)、大野 雅史(東大)

09:30 〜 09:45

[16a-F205-3] SFQ回路を用いた超伝導ナノワイヤ単一光子検出器のタイミングジッタ特性評価

三木 茂人1,2、藪野 正裕1、宮嶋 茂之1、山下 太郎1、山本 俊3、カークウッド ロバート4、ハドフィールド ロバート4、寺井 弘高1 (1.情通機構、2.神戸大、3.大阪大、4.グラスゴー大)

キーワード:超伝導ナノワイヤ単一光子検出器、超伝導単一磁束量子回路

量子中継や波長変換量子インタフェースの実現には、低タイミングジッタを有する単一光子検出器が必要不可欠であり、超伝導ナノワイヤ単一光子検出器(SSPD)は有力な候補として期待されている。SSPDシステムのタイミングジッタは通常、ナノワイヤ素子自体のタイミングジッタに加えて、ケーブルやアンプ、相関器などの外的要素のジッタが重畳されてしまう。今回は、数ps以下のタイミングジッタを有するSFQ比較器をSSPD素子の近傍に実装し、タイミングジッタの低減を試みたので報告する。