2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[16a-P3-1~32] 12.7 医用工学・バイオチップ

2017年3月16日(木) 09:30 〜 11:30 P3 (展示ホールB)

09:30 〜 11:30

[16a-P3-11] フラビンアデニンジヌクレオチド依存グルコース脱水素酵素の単層カーボンナノチューブ溶液からなる直接電子伝達第二報

日高 大貴1、〇六車 仁志1、岩佐 尚徳2、平塚 淳典2、鵜沢 浩隆2 (1.芝浦工大、2.産総研)

キーワード:フラビンアデニンジヌクレオチド依存グルコース脱水素酵素、単層カーボンナノチューブ、バイオセンサ

Thermoascus crustaceus由来のFAD-GDHを大腸菌Escherichia coli(EcGDH)、酵母Pichia pastoris(PpGDH)、酵母Saccharomyces cerevisiae(ScGDH)、でそれぞれ発現させたの3種類の酵素と単層カーボンナノチューブ(SWNT)を組み合わせた電極を作製した。PpGDHからなる電極がグルコースに対しもっとも高く、最適な糖鎖量を持つと考えた。糖鎖のない酵素は不安定でSWNTと会合すると壊れたと考えた。ScGDHは糖鎖が多すぎで酵素の活性中心に近づけたSWNTが少なかったと考えた。